「薬学部?何語?」だった時代に薬剤師になった僕らは、“コスパ”なんて考えていなかった

最近、SNSでまた薬剤師の“コスパ論”が盛り上がっている。
💊「私立薬学部は学費1000万以上」
💴「薬剤師の平均年収は567万円前後」
🤖「AIで将来危ない」
📉「割に合わない」
そんな話だ。
まあ、気持ちはわかる。
今の時代、
検索すれば何でも出る。
「薬剤師 年収」
「薬学部 コスパ」
「Fラン薬学部 やばい」
そんなワードが山ほど並ぶ。
でも、ふと思った。
僕らが薬学部に入った頃って、
そもそも“コスパ”なんて言葉、なかったんじゃないか。
たぶん当時は、
📚「費用対効果」
とか言っていた気がする。
しかも、
その“費用対効果”すら、
あまり深く考えていなかった。
そもそもネットがなかった。
比較サイトもない。
YouTubeもない。
「薬剤師のリアル年収」なんて動画もない。
今みたいに、
現役薬剤師がSNSで病んでいる様子をリアルタイムで観測できる時代ではなかった。
だから当時の薬学部って、
今よりかなり謎の学部だった気がする。
親ですら、
👨「なんで薬学部なんか行くの?」
みたいな反応をしていた。

しかも、
😶「薬学部?何語?」
と言われたことがある。

たぶん“訳学部”と勘違いされていた。
今ならネタだが、
当時は本当にそんな空気感だった。
薬剤師の社会的知名度も、
今ほど高くなかった。
道路沿いの薬局で正露丸とか売っている人。
そのくらいの認識。
今みたいに、
💊 在宅
💊 かかりつけ
💊 地域連携
💊 フォローアップ
みたいな文字もなかった。
だから、
“夢の高収入資格”として薬学部へ行った人って、
実はそこまで多くなかった気がする。
というか、いなかったんじゃないかな。
むしろ、
💭「なんか安定しそう」
💭「理系だし」
💭「手に職かな」
くらいの感覚。
もしくは、受験で何となく流れ着いただけ・・・。

そして、
今の若い世代と決定的に違うのが・・・。
・
・
・
・
「薬剤師は氷河期を回避した側だった」

という点だと思う。
世間は超就職氷河期。
でも薬剤師界隈って、
意外と空気が違った。
🏥 病院
💊 調剤薬局
🏪 ドラッグストア
🏢 製薬会社
普通に求人があった。
むしろ当時のドラッグストアなんて、
🔥「薬剤師が足りねえ!!」
状態だった。

だから世間が、
📺「就職氷河期!」
と言っていても、
😶「いや、普通に就職したけど…」
という薬剤師、
かなり多かったと思う。
だから薬剤師って、
氷河期世代なのに、
“氷河期感”が薄い人がいる。
ただし。
その代わりに、当時の時代にはなかった
別のものを逃している。
インフレと資産バブルの恩恵

これだ。
今みたいに、
📈 新NISA
📈 S&P500
📈 オルカン
📈 仮想通貨
みたいな文化は、一般化していなかった。
一国の総理大臣すら、カブもって、「株上がれ~」とかやってた時代だ。

しかも時代は長いデフレ。
💴 給料横ばい
💴 銀行金利ほぼゼロ
💴 節約正義
そんな空気だった。
だから、
真面目に働いて、
資格職として安定して生きる。
それが正解だった。
でも今は違う。
🏢 大卒就職率98%近い
💻 フルリモート
📈 IT高年収
🤖 AI革命
📈 株価最高値更新
そんな時代。
だから今の若い世代が、
😇「1000万かけて薬剤師ってコスパ悪くない?」
と思うのも自然だと思う。
1000万+6年のバイト代、オルカンにぶち込んだ方がよくね?
でも一方で、
昔を知ってる側からすると、
😶「いや、当時はかなり強い資格だったぞ?」
とも思う。
結局これって、
「どの時代を基準に見るか」

なんですよね。
薬剤師って、
🚀 一発逆転はしにくい
でも
🛟 大事故も起こりにくい
そんな資格だった。
だから、
時代が不安定なほど強かった。
逆に、
時代が好景気で、
誰でも就職できて、
投資で資産形成できる時代になると、
相対的に“普通”に見えやすい。
だから最近の薬剤師コスパ論って、
薬剤師そのものの問題というより、
「時代が変わった」
という話なのかもしれない。
そしてたぶん、
平成初期から中期に薬学部へ入った人たちは、
“コスパ”ではなく、
なんとなく時代の流れの中で、
薬剤師になった人も多かったんじゃないかなと思う。
少なくとも僕は、
そんな感じだった。















