ドラッグストア~懐かしアイテム 季節の変わり目編~

ドラッグストア~これから働こうと思う若い方へ 番外編①~に続き
第2弾
これから、ドラッグストアーで働く30歳以下の人へ
(40代以上の人は、懐かしんでください)
20代社員は、このネタで40代をいじると当時のエピソードが聞けるかも。コミュニケーションツールとしてご活用ください(笑)
― 資生堂ティセラとテレビデオ売り場の記憶 ―
夕方のドラッグストアには、独特の匂いがあった。
洗剤とシャンプーと、少しだけ甘いお菓子の匂いが混ざった、あの空気。 学校帰りにふらっと立ち寄って、特に何を買うでもなく、棚の前で立ち止まる。そんな時間が、当たり前のように流れていた。
1990年代後半から2000年代初頭。 あの頃のドラッグストアの一角に、やけに“主役感”のある棚があった。
資生堂の「ティセラ」だ。
商品を通して振り返る、世紀末~ミレニアム②ティセラ シャンプー
こちらは、公式ページすら無かったので
ティセラ(TESSERA)は、FT資生堂(発売当初は資生堂ファイントイレタリー)が1995年3月から2006年まで発売していた、ヘアケア製品のブランドである。
ウィキペディアより
中でも、1997年~2000年くらいがピークだったように思えます
ティセラは、特別な季節というものはなく、
季節の変わり目にドーンと出てくるイメージでした
そのため、店頭に陳列すれば季節感がアピールできる絶好のアイテム
14型のテレビデオ(古っ)をドーンとおいて、テープが擦り切れる(これも古っ)くらいやっておりました。
ティセラは、商品とタレントと楽曲がトータルでプロデュースされており、SNSが無かった時代においては、マスマーケティングの王道!!って感じでした。
そんな世代の、ティセラ シャンプーと言えばのタレント
ベスト3(完全に主観であることをお許しください)
第3位 PUFFY/これが私の生きる道 【ジューシー・ジューシー】
今でも現役、海外でも活躍しているPUFFY
これも、カラオケの定番でした
ボトルの番号 107は、いーオンナ という意味だったらしい
第2位 SPEED/White Love 【エンジェル・ドロップ】
SPEED(スピード)は、日本の女性4人組ダンス&ボーカルグループ。メンバー全員が沖縄県出身。 ウィキペディア
解散して今もメンバーは多方面で活躍中なのですが、当時は絶大な人気
お店にも、ポスターほしい!っていう中高生が来ました
番号の156は、いいコロン
そして!!
第1位 T.M.Revolution/WILD RUSH 【ジャングル・ジャングル】
今でも、登美丘高校ダンス部が、HOT LIMITをやったりして、再ブレイク!
当時も風量がすごかった
番号は82 ハニー (意味不明・・・)
売り場でもそれを再現すべく、ジャングルに模したツタを100均で大量に買ってきて、横から扇風機を当てて風を送って
テレビデオでガンガン流して演出してました。テープが擦り切れるほど(古っ)
今でこそ、Wi-Fiで自動更新されるモニターが売り場のあっちこっちに設置されていたりしますが、当時はそれとは違って、スタッフの熱量がかかってました。
情報が少ない分、一点集中ができて、当たればどかーんと売れる
そんな分かりやすい時代でした。
シャンプーなのに、日用品じゃなかった
今なら、シャンプーは機能で選ぶものだ。
ダメージケア、頭皮ケア、ノンシリコン。 棚には理屈が並んでいる。
でも、ティセラが並んでいた時代は、少し違った。
あれは、 「この香りの人、ちょっとおしゃれ」 というイメージを買う商品だった。
サラサラになるかどうかより、 “どう見られるか”のほうが、ずっと大事だった年頃の空気を、きちんと掴んでいた。
売り場に、テレビデオがあった
今の若い人に言うと、たぶん少し驚かれる。
当時のドラッグストアには、 VHSとテレビが一体になった「テレビデオ」が置かれていた。
ティセラの棚の上で、CMが延々とループ再生されている。
風になびく髪。 振り返るモデル。 少し背伸びした音楽。
棚というより、 小さなステージだった。
高校生が立ち止まり、 大学生が香りを試し、 友達同士で、どれにするか相談する。
誰も「必要だから」来ていない。 でも、誰もが「ちょっと見たいから」そこにいる。
若者人口という追い風
あの時代を支えていたのは、商品だけじゃない。
団塊ジュニア世代が10代後半から20代前半。 物理的に、若者が多かった。
「コンビニ行く?」のノリで、 「ドラスト寄る?」が成立していた頃。
シャンプー棚の前に人が溜まる光景も、 別に不思議じゃなかった。
ドラッグストアに置かれていたもの
ティセラは、 シャンプーの形をしたカルチャー商品だった。
髪を洗うためのもの、というより、 「ちょっと背伸びした自分になるための小道具」。
ドラッグストアは、 薬と日用品を売る場所で、
そして、 ほんの少しだけ、時代を並べる場所でもあった。
ゆるやく的・あとがき
今の売り場は、正確で、効率的で、正しい。
でも、たまに思う。
あの頃の棚には、 少しだけ“物語”が置いてあった。
もし今も、 誰かが何も買わずに棚の前で立ち止まっていたら。
それだけで、この場所はまだ、 “文化の発信地”なのかもしれない。
最後に 知識の応用編
いかがでしたでしょうか。
ギリギリ、そういえば「それ小学生のころ使った」 「お姉ちゃん使ってたわー」 など、脳みそが痒くなるような心地よい刺激が得られたならばよかったと思います。
40代以上のベテランスタッフは間違いなくはまるドラッグストアーの話題を提供してきました。
このブログがいろんな年代のコミュニケーションのきっかけになれれば幸いです。















