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整形外科で「異常なし」なのに関節痛が続く理由|更年期と手指のこわばりを薬剤師がわかりやすく解説

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今回は、早めの忘年会で再開した、関西に転勤になった友人の話がスタート地点の記事です。

◆ 導入:店頭あるある会話(関西のドラッグストアに転勤した友人編)

患者さん(50代女性)
「整形外科に3回行って、湿布とロキソニンをもらってんねんけど…
毎朝、手が“カッチカチ”やねん。関節膨らんでるし、もはや冷凍枝豆や。」

店員(関西に転勤になった友人)
「冷凍枝豆…(想像したらちょっと可愛い)」

患者さん
「夕方になると少し溶けんねんけど、また翌朝“はい固まりました〜”みたいな…。
血液検査やレントゲンは正常やって言わはるんですけど。これ何なん?呪い?」

店員
「(呪いではない…はず 関西ではボケに対して突っ込まないといけないって聞いたけど・・・)
 実は、その“更年期ではなさそうで、実は更年期が関係している痛み”、けっこう多いんです。」

この瞬間、患者さんはだいたい 「えっ!?」 となります。

これは某関西でのドラッグストアでの再現を友人から聞いた一幕です。

◆ 整形外科で“異常なし”でも痛みが続く…その共通点

  • 50代前後の女性

  • 手指が痛い・朝のこわばりが強い

  • 湿布や痛み止めでマシになっても戻る

そして多くの人は、
「更年期と関節痛」がつながっていない。

整形外科の画像検査では“正常”と言われ、本人だけが痛みに取り残される状態です。

◆ 実は“関節そのもの”ではなく“関節の周り × ホルモン変化”で痛みが起きる

エストロゲンは、関節の中よりむしろ 腱・靭帯・滑膜・筋肉・関節包に働きます。

そのため更年期でエストロゲンが減ると…

  • 微小炎症が起きやすい

  • こわばりや違和感が出る

  • 手指の痛みは典型例

  • レントゲンには映らない

だから、

  • ロキソニン → 一時的に軽くなるが戻る

  • 湿布 → その場しのぎ

  • コンドロイチン → 守備範囲が違う

という現象が起きます。

整形外科で治らないのは、“骨や軟骨”は正常だからです。

◆ 店頭で患者さんが95%驚く一言

更年期の変化で、関節のまわりに炎症が出やすくなることがあります。
骨や軟骨には異常がなくても、痛みが続く人が多いんです。

ほぼ確実に言われます。

「えっ…初めて聞きました!」

ここでお客さんは救われ始めます。

◆ 整形外科でも、栄養補完としてエクオール(エクエル)が置かれることがある理由

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最近では一部の整形外科・クリニックでエクオール(例:エクエル)を院内販売することがあります。

理由は簡単:

  • 骨・軟骨は正常

  • でも痛みは続く

  • 更年期症状との関連が強い

  • 痛み止めだけでは限界がある

だから “補完的な選択肢” として利用されることがあるのです。

というわけで・・・。

薬ではなく食品なので、調剤薬局でも提案しやすいというわけです。

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◆ 店頭での説明テンプレ(自然に受け入れられる言い方)

✔ 整形外科で異常なしと言われた女性に

「ホルモン変化で関節まわりがこわばる方は多いですよ。
痛み止めや湿布では追いつかないことがあります。」

✔ その上で“控えめに”具体例として紹介

「大豆イソフラボンから作られる“エクオール”という成分がありまして、
ホルモンのゆらぎによる違和感を、栄養面から補うものですね。
医療機関でも扱っているところがあります。」

押さず、淡々と“事実だけ”を伝えるのがコツです。

◆ まとめ

整形外科で異常なしと言われても続く関節痛。
その背景にあるのは、更年期による“関節まわりの炎症”かもしれません。

病院で異常なしと言われて困っている患者さんがドラッグストアや調剤薬局にて相談するケースは結構あります。

薬剤師・登録販売者がこの視点を持てば、

  • 患者さんの理解が深まり

  • 再発しやすい痛みの理由がわかり

  • 生活改善+補完的アプローチが自然に伝えられる

その手段の一つとして、エクオールは “おすすめの一品” になります。

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大塚製薬のエクエルは、食品ですが、メーカーの方針で調剤薬局での取り扱いとなっています。そのため、登録販売者がお勧めして薬剤師にバトンタッチすることも問題ありませんので、関節痛→痛み止め、サポーター以外の選択肢として覚えておいて損は無いでしょう!