Bloger yuruyaku

みのもんたさんのパーキンソン病って、ドンペリドンの副作用が原因??

 

  • 本ページはプロモーションが含まれています

Amazonなどの商品ボタン(下記)は、販売を目的としていません。商品検索用です
もっとお得なショップがあるかもしれませんので、購入する際はサイト内でショップをご検討してからにしてください。

免責
正確性に配慮しておりますが、記事の活用はご自身の責任の下でお願いいたします。
当コンテンツに起因するいかなる事項においても、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。

ヤフーニュースで、みのもんたさんが救急搬送されたというニュースが出ていました。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/c031a483fa20a0ce8473547e78dbc8b3942d09e7

 

どうやら、焼き肉をのどに詰まらせたことによる窒息が原因とのことです。

 

現在はパーキンソン病を患っているとのことですが、若い頃は銀座で飲み歩いたという豪快エピソードも書かれていました。

 

そんな中、ふと気になったことがあります。

 

フリーアナウンサー時代はひと晩に4、5軒のクラブをはしごして飲み歩き、「銀座の帝王」と呼ばれたみの。若い頃から持病の糖尿病や脊柱管狭窄症に悩まされ、2020年11 月には、パーキンソン病を発症したことを明かしていた。

「医師から処方された薬がドンペリドン。消化器系の運動異常を改善する薬ですが、シャンパンの有名銘柄に似た名前が気に入って、喜んでのみ続けていたそうです。

 

おそらくこの記事、面白いエピソードとして書かれているのだと思いますが、薬剤師的にはここが一番気になりました。

 

ここからは、一薬剤師の個人的な見解ということを断ったうえでご理解いただければお読みください。

 

なぜ、みのもんたさんがドンペリドンを好んで服用していたということに引っかかったのか、医療業界の方なら同じ感想を持つと思います。

なにしろ、ドンペリドンという薬は、副作用でパーキンソン病症状が現れることがあるのですから。

正式には、錐体外路症状という、パーキンソン病様の副作用が現れることが、添付文書にも書かれています。

 

11.1.2 錐体外路症状(0.1%未満)

後屈頸、眼球側方発作、上肢の伸展、振戦、筋硬直等の錐体外路症状があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には、投与を中止すること。なお、これらの症状が強い場合には、抗パーキンソン剤を投与するなど適切な処置を行うこと。[8.1、9.7参照]

 

https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00061688

 

また、パーキンソン病は嚥下障害が起こることも知られており、今回焼き肉を詰まらせてしまう原因にもなった可能性があります。

 

みのもんたさんのエピソードを見て、好んでドンペリドンを飲んでいる方がいましたら、注意が必要だと思い今回記事にさせていただきました。

ドンペリドン自体は一般的にはそんなに強い薬というイメージはありません。

また、パーキンソン病の治療薬の吐き気を防止するために、パーキンソン病の人が飲むことも多いです。

しかしながら、ドンペリドンでパーキンソン病の症状が出るケースもあるため、非常にややこしいです。

ちなみに、ドンペリドンはジェネリック医薬品です。

先発明は、ナウゼリンです。

みのさんもジェネリックを使用していたんですね。

 

以前ドラッグストアで働いていた自分にとって、みのもんたさんのおもいっきりテレビは、次々とブームを繰り出してくれる目が離せない番組でした。

created by Rinker
¥100
(2025/02/12 09:26:36時点 Amazon調べ-詳細)

そのため、お昼の休憩には欠かさず見ていた記憶があります。

それだけ親しみのあるみのもんたさんの回復を心よりお祈りしたいと思います。