― 美容と抗菌剤と、“見られていなかった棚”の話 ―
※この話は、実際にあった事例をもとにしています。
個人情報保護の観点から、登場人物・店舗・地域などはフェイクを交えています。
プロローグ:きれいは、だいたい疑われない
彼女は、“きれい”という言葉を、そのまま職場に連れてきたみたいな人だった。
言葉遣いは丁寧。
身だしなみは完璧。
患者対応は、やわらかい。
白衣の下からのぞく爪は、短く、きれいに整えられていて、髪も、いつも自然にエレガント。
休憩時間はいつも一人でカフェへ。
同僚も、なぜか一歩、距離を保たざるを得ない雰囲気を出している。
「奇麗だし、ちゃんとしてる人だよね」
その一言が、この話の、最初の“盲点”だった。
第1章:減っていたのは、美容だけじゃなかった
年に一回の棚卸で、いつもロスが発生する薬
ビタミン。
トラネキサム酸。
ヒルドイド。
ヒルドイドは秤量誤差もあるし、ビタミンなども大量に出るし、劇薬でもなく危険な薬でもないので、出し間違いかな?で流されていました。
でもこれらは、“きれいでいるための道具”。
単価は安い。
在庫は多い。
減っても、誤差に見える。
「まあ、よく出るからね」
そう言って、原因究明は先のばしに。
ここまでで、ビタミン剤のロスは彼女に関係するんじゃないかなんて、誰も気付きませんでした。
彼女の別の顔を知るまでは。
第2章:不正発覚の原因となる意外な医薬品
そのうち、棚卸のロスリストに、違う名前が並び始める。
ミノマイシン。
クラビット。
“ニキビでもなければ、美容にはあまり関係ない薬”。
とある理由で、彼女は、そこまで、手を伸ばした。
ここで、美容目的以外の窃盗が不正発覚の原因になるとは彼女も気付いていなかっただろう。
第3章:社外で遊び、社内は鉄壁の守り
奇麗な彼女は、実は結構な遊び人だったらしい。
彼女は、社内恋愛を避けていた。
噂になる。
面倒になる。
仕事がやりにくくなる。
だから、遊ぶのは外。
薬局に来る営業さん。
マッチングアプリ。
仕事と関係ない場所で、別の顔になる。
――はずだった。
でも、残業の夜。鍵を閉める二人。
帰り道の、同じ方向。
“ついうっかり”は、だいたい、こういうところで起きる。
社外で奔放だったので、おそらく二股以上の関係か。
第4章:コンビニ駐車場という、舞台装置

夜。コンビニの駐車場。
白い光。缶コーヒー。車のアイドリング。
そこに立っていたのは、社外の男と、社内の男。
ちょっと前に薬局の駐車場で小競り合いになっていたので、気になったおばちゃん事務がこっそりついていって見ていたらしい。
“おばちゃん事務”が、物語の観客になっていた・・・。
という噂。
第5章:準備する相手、しない相手
後々に、すべてがばれてしまってからわかったことらしいが、一部えげつない表現がありますので嫌いな方は読まないようにしてください。
最初は、誰が“特別”だったか、という話だった。
「俺の方が、関係が長い」
「いや、本命はこっちで、深い」
そのうち、話は、彼女のことをどこまで知っているか、性癖暴露大会になったようだ。
社外の男が、勝ったつもりで言った。
「俺との時は、付けないから毎回抗生剤飲んでたぜ」
社内の男は、一瞬、黙る。
「……そんなの、俺の前じゃ、なかった」
第6章:薬の名前が、口に出る
勢いに任せて、社外の男が続ける。
「ミノマイシンとか、クラビットとかさ。」
その瞬間、社内の男の顔が、変わる。
その名前は、薬局の棚で、減っていた名前だった。
第7章:恋バナが、内部告発に変わる夜

ここまで赤裸々に暴露されたのは、恋に破れた男が居酒屋で酔った勢いで、あの女は~みたいに散々けなしていたかららしい。
「抗生剤飲んで遊びまくってるから、抗生剤効かない病気持ってるかもな~」
当然抗菌剤の話は、オブラートに包んで社長に伝えられる。
抗生剤のロスの疑惑と同時に、他のビタミン剤のロスの疑惑も彼女に向けられた瞬間だった。
一部社員で、彼女の動きを徹底的にマークし始めた。
第8章:白衣のポケット

閉店間際。人が、少ない時間。
棚の前。
白衣のポケットが、わずかに、ふくらむ。
手慣れた様子で、ビタミン剤や抗菌剤を1シートずつ抜き取ってスッと入れる。
帰りに抜き打ち手荷物チェックを実施。
第9章:終わりは、拍子抜けするほど静か
呼ばれて。聞かれて。黙る。
被害額は、正直、そこまで大きくない。
でも・・・。
信用は、ゼロか、100か。
警察沙汰にはならなかったようだが彼女は、白衣を脱いで、そのまま、いなくなった。
急に人が抜けるって、そのしわ寄せでこっちは休みがつぶれたんですけど。
エピローグ:もし、“見られている空気”があったなら
よくある不正は、
横流し。
現金化。
転売。
でも、彼女は違いました。
盗んだ薬は、自分で使っていた。
バッグの中に。
ポーチの中に。
この話、不正の話に見えて、本当は、出来心、
“空気の話”だったのかもしれません。
棚の前。レジの横。バックヤードの入口。
そこに、「見られているかもしれない」という空気が、最初からあったら。
白衣のポケットに、手を伸ばす前に、一度、止まったかもしれない。
防犯カメラという、もう一人の同僚

ここからは、不正をさせない、現場の道具としての話です。
ちょっとした出来心でスタッフを失う現場も大変だし、当の本人の人生も狂わせてしまう。自業自得かもしれないですが、多くそのようなケースを見ていると非常に悲しくなります。
「大規模なシステムは、いきなり無理」
「まずは、棚とレジ周りだけでも」
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(棚・レジ・バックヤード入口に1台ずつ置くだけで、“見られている空気”は変わります)
あまりやりたくはないですが、社員の怪しい動きを感じたら、隠しカメラで調べるということもありました。
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最後に
この話の“最後の一線”は、金庫でも、レジでも、ありませんでした。
それは、白衣のポケットと、誰も見ていなかった棚のあいだ。
カメラは、犯人を捕まえるためのものじゃない。
“悪い気持ちを起こさせない空気”を、先につくるための道具です。






















