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頭皮湿疹に使うと悪化する?市販薬とシャンプー、選び方を間違えるな

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忖度なしで解説 該当メーカー様お許しください

かゆみ、赤み、フケ…。

「乾燥してるだけかな?」と軽く見て放置すると、悪化してしまうのが頭皮湿疹です。

一時的に市販薬で症状を抑えても、根本ケアを怠ると再発を繰り返してしまうことも。

この記事は、個人ブログならではの立場で、メーカーに忖度せずリアルにまとめています。

とくに、接触性皮膚炎のリスクなど、大手サイトではあまり深く伝えられていない重要ポイントにも踏み込んでいます。

薬による対処だけで満足せず、根本から頭皮環境を立て直す方法まで、一般消費者にも登録販売者にもわかりやすく解説します!

第1章 頭皮湿疹とは?放置リスクと基本知識

頭皮湿疹とは、頭皮に炎症・かゆみ・赤み・かさぶた・湿ったフケなどの症状が出る状態を指します。

主な原因は、

  • 乾燥によるバリア機能低下

  • 皮脂分泌の乱れ

  • シャンプーや整髪料などの刺激

  • アレルギー反応

  • ストレス、生活習慣の乱れ

など。

放置すると、
→ 二次感染(とびひ)
→ 慢性化して治りづらくなる
→ 最悪、脱毛リスクにもつながります。

早期の対処と根本ケアが、とても大切です。

第2章 まずは炎症を抑える!市販薬の選び方

頭皮湿疹が起きてしまったら、まずは炎症を鎮めることが最優先です。

市販で購入できる液体タイプのステロイド薬には、次のような選択肢があります。

■ 有名市販薬6選(液体ステロイド中心)

 

製品名分類主な有効成分特徴・用途ステロイド強度
ムヒHD指定第2類医薬品ジフェンヒドラミン塩酸塩、PVA、l-メントールなどかゆみ止め+抗炎症+殺菌+修復成分を配合。頭皮に塗りやすい。中等度(ミディアム)
ムヒHDm指定第2類医薬品ジフェンヒドラミン塩酸塩、PVA、l-メントールなどエタノール無配合で、刺激感がより少ないタイプ。中等度(ミディアム)
メディクイックHゴールド指定第2類医薬品PVA、クロタミトン、イソプロピルメチルフェノールなどかゆみ・フケ・炎症を幅広くカバー。ダイレクトノズルが使いやすい。中等度(ミディアム)
リンデロンVsローション指定第2類医薬品ベタメタゾン吉草酸エステルプロピオン酸エステル強力な抗炎症作用。頭皮や広範囲にも使いやすい。強め(ストロング)
リビメックスローション指定第2類医薬品デキサメタゾンプロピオン酸エステル炎症を抑える低刺激ローション。中等度(ミディアム)
コートfヘパメディHD第2類医薬品ヘパリン類似物質、ジフェンヒドラミン、グリチルリチン酸二カリウムステロイドを含まない保湿+抗炎症ローション。乾燥・軽い炎症に。非ステロイド

 

なんでこんなにたくさん・・・。どれ使えばいいの?

■ この6選の使い分けまとめ

  • ムヒHD/ムヒHDm/メディクイックHゴールド
     → 比較的軽度〜中等度の炎症・かゆみ向け。
     → かゆみ止め成分(クロタミトン)や殺菌成分(イソプロピルメチルフェノール)を含むため、
      皮膚バリアが弱っている場合には接触性皮膚炎(かぶれ)のリスクがある。
     → 使用中に刺激感(ピリピリ、しみる)が出た場合は、すぐに使用を中止して低刺激製品に切り替える。

  • リンデロンVsローション
     → 強い炎症向け。ただし基材(薬を溶かしてる液体)の刺激感リスクがある。
     → ピリピリしたら無理に使い続けず、刺激が少ない製品(リビメックス等)を検討。

  • リビメックスローション
     → 効果は中等度だが、基材がマイルドで刺激が少ない。
     → 敏感肌・刺激感が出やすい人でも使いやすい設計。

  • コートfヘパメディHD
     → ステロイドフリーの保湿+軽い抗炎症ローション。
     → 軽度の乾燥性かゆみ、広範囲のバリアケアに向く。
     → 頭皮全体にコートfヘパメディHDを塗り、赤み・炎症が特に強い部分だけステロイドを重ね塗りする使い方がおすすめ。

 

接触性皮膚炎について解説。頭皮湿疹になっている場合は避けたほうが無難です

■ 接触性皮膚炎リスクまとめ表

成分リスク説明
クロタミトン接触性皮膚炎リスクありかゆみ止めだが、皮膚バリアが壊れていると刺激になることがある
イソプロピルメチルフェノール接触性皮膚炎リスクあり殺菌成分だが、敏感な肌には刺激になることがある

ということで、しみたり刺激を感じたりする接触性皮膚炎のリスクを抑えるには、

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が刺激が少なくお勧めです。

患部が広ければ、コートfヘパメディHD

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を広く全体に塗ってから、ひどい部分にステロイド剤を使用するのが安全と言えます。

第3章 薬だけじゃ不十分!根本対策の重要性

頭皮湿疹は、「薬で炎症を抑えたら完了」ではありません。

皮膚バリアの破壊を放置すると、なかなか治らなかったり、治ってもすぐ再発します。

だからこそ、皮膚バリアを守るケアが必要なのです。

第4章 低刺激シャンプー選びが超重要

■ シャンプーの分類と特徴

 

シャンプーターゲット特徴
コラージュフルフル菌によるフケ・かゆみ対策抗真菌・抗菌成分配合、治療寄り
ミノン乾燥・敏感肌ケア超低刺激、アミノ酸系洗浄成分
キュレル脂性寄り敏感肌ケア洗浄力と保湿バランス重視

■ 実際に使って確かめる大切さ

シャンプーは、成分だけではわかりません。

傷や湿疹がある時に使ってしみるものは合っていないと考えるべきです。

しみるものであれば、ほかのメーカーのものへ切り替えましょう。

例えば、ミノンを使用してしみた→キュレルにしたらしみなかった

「だからキュレルを使う。」のようにしましょう。

そして、もししみたからといって使わなくなったシャンプーを捨てないこと

頭皮が回復すれば、以前しみたシャンプーでもしみずに使えるようになる可能性があります。

後で使うことができると考えれば、無駄にならないのでためらわずに別のシャンプーに切り替えることができますよ

状態対応
使用中にしみた無理に続けず中止。保管しておく。別の銘柄に変更する。
湿疹が治った後取っておいたシャンプーを再チャレンジしてみる。

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キュレルシャンプーは、敏感肌におすすめです。
コラージュフルフルは、抗菌剤配合ですが、普通の頭皮湿疹ならそこまで必要ないかもしれません

まとめ

頭皮湿疹は、市販薬で症状を抑えることができても、根本ケアを怠れば再発しやすい皮膚トラブルです。

  • 薬で炎症を抑える

  • 低刺激なシャンプーで頭皮バリアを守る

  • 使ったときの刺激感にも敏感になる

この3つを意識すれば、頭皮環境は確実に整っていきます。

あとは、必要以上にゴシゴシ洗わないことね

爪を立てず、指の腹で優しく です。

登録販売者の方も、単なる治療薬の知識だけでなく、日常ケアの重要性まで伝えられると、お客様の信頼度がぐっと上がります。

薬とケア、両方から頭皮を守りましょう!