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はじめに:その「常連さん」、見逃していませんか?

レジで無言で点鼻薬だけをサッと差し出すお客さん。
「鼻づまりですか?」と聞いても、「あ、はい」とだけ。
実はこういう方の中に、血管収縮薬入り点鼻薬の“常用者”が潜んでいます。
登録販売者として、見過ごすと危険なケースです。
血管収縮薬依存(薬剤性鼻炎)の正体

仕組み
成分例:ナファゾリン、テトラヒドロゾリン、オキシメタゾリン
鼻粘膜の血管を一時的に収縮 → 鼻の通りが良くなる
しかし、数日以上連用すると耐性+リバウンド性鼻づまり発生
使わないと半日も経たずに鼻が完全に詰まる悪循環
症状の特徴
鼻づまりが薬を使う前より悪化
両鼻が同時に詰まることが多い
「風邪や花粉じゃないのに、なぜか鼻づまりが続く」
登録販売者が気づくための観察ポイント
同じ点鼻薬を月1以上のペースで繰り返し購入
会話少なめ・薬の説明を拒む
鼻炎薬ではなく点鼻薬単品で買う
季節に関係なく購入
💡「たまたま鼻炎が長引いてるだけ」と思われるかもしれませんが、使用履歴や症状の聞き取りで見極めが可能です。
放置するとどうなる?
薬剤性鼻炎が慢性化
鼻粘膜のむくみ・血流障害で回復に数週間〜数か月
睡眠障害や集中力低下で日常生活に支障
結果的に耳鼻科受診が必要になることも多い
じゃあどうすればいい?
ステップ1:連続使用は3日まで
量より期間が重要
3日以上必要なら耳鼻科受診を促す
ステップ2:代替品を提案する
血管収縮薬の代わりにドライノーズスプレー(生理食塩水スプレー)
粘膜を保湿・洗浄し、依存を作らない
長期使用OK、防腐剤無添加ならより安心
登録販売者が薦めやすいドライノーズスプレー例
接客トーク例
まとめ
点鼻薬のリピーターには薬剤性鼻炎が潜む
依存を防ぐには短期使用+代替提案
ドライノーズスプレーは安全で接客時にも薦めやすい
登録販売者の一言で、お客さんの鼻と生活が守れる
よく効くし、すっきり気持ちいいけど・・・
5本セットは中毒かもしれません。気を付けましょう。