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1. ドリンクからゼリーへ 進化する栄養補給
ひと昔前の栄養ドリンクといえば、茶色い瓶に入ったリポビタンDやリゲイン。
「ファイト一発!」とか「24時間戦えますか?」なんてキャッチコピーがテレビから流れてきて、いかにも“気合と根性で乗り切れ!”という時代の象徴でした。
ところが最近はどうでしょう。
あの力強いCMはすっかり影を潜め、棚に並ぶのはカラフルでPOPなゼリー系栄養剤。
キャップを開けてちゅるっと吸えば、エネルギーも小腹も満たせる便利さ。
学生も社会人も子どもも、気軽に手に取れるアイテムへと進化しています。
でもここで必ず出る疑問。
パッと説明できる人は意外と少ないんです。
登録販売者であれば、ここを押さえておくと信頼感がグッと増すポイント。
そして消費者にとっても「自分の疲れに合ったゼリー」を選ぶ助けになります。
この記事では、「最近よく見るゼリー状栄養剤はどう選べばいいのか?」 を徹底的に整理していきます。
2. 医薬部外品ゼリー:効能で差別化
ゼリー状でも医薬部外品に分類される製品があります。これらは効能効果を明示できるのが最大の強みです。
QPコーワ αチャージ
疲労回復・予防、体力や抵抗力の維持改善
生薬(エゾウコギ・トチュウ葉)+タウリン+B群+カフェイン
「体が重だるい」「休んでも疲れが残る」お客さんに提案しやすい
ビタミンB1を効果的に働かせるオキソアミジンも入っています。
オキソアミヂンとはニンニクから抽出された成分で、ニンニク特有の臭いや刺激を抑え、ビタミンB1などの吸収を促進する働きがあります。
中身は、医薬品錠剤のキューピーコーワゴールドαプレミアムと似通っています。
QPコーワ iクリアチャージ
クコシ・ジョテイシ配合
目の疲れ・集中力低下に特化
PC作業やスマホ疲れを訴える層にハマる
こちらは、医薬品のキューピーコーワiプラスとは全く異なるので注意が必要です。
アリナミン メディカルバランス
フルスルチアミン(B1誘導体)を柱にローヤルゼリーなどを配合
広めの疲労・栄養不良改善をターゲット
「ずっと疲れが取れない」系のお客さん向け
ビタミンB1の中でも質の良いフルスルチアミンが配合されているのがポイントです。
こちらはアリナミンV&Vロイヤルと似た成分ですが、含有量は少なめです。
👉 接客のコツ
「医薬部外品は“症状改善”に直結できる」ということを強調する。
「疲れの種類(全身か目か)によって選べます」と言うと、選びやすくなります。
3. 食品ゼリー:シーンで差別化
食品扱いのゼリーは効能を表示できません。だからこそ「どんな場面で飲むか」で説明するのがポイント。
リポビタンゼリー(標準タイプ)
180g/180kcal
B1・B2・B6+アルギニン+ローヤルゼリー+カフェイン50mg
inゼリーと同系統、「エネルギー補給がメイン」
朝の出勤前や昼休みに“とりあえず元気が欲しい”人向け
ビタミンなども配合されているが、QPやアリナミンと比較する場合は食品なのでエネルギー摂取という位置づけ。
オキソアミヂンとはニンニクから抽出された成分で、ニンニク特有の臭いや刺激を抑え、ビタミンB1などの吸収を促進する働きがあります。
アミノバイタル® ゼリーシリーズ
味の素が強みとするアミノ酸研究を活かしたゼリー。
糖分だけでなくBCAAなどのアミノ酸を補給できるのが大きな差別化ポイント。
SUPER SPORTS(100g/100kcal/アミノ酸3000mg+クエン酸1500mg)
→ 短時間でも強度の高い運動をする人、試合やトレーニング前に。
マルチエネルギー(180g/160kcal/アミノ酸1500mg+各種ビタミン・Ca)
→ 長時間の活動、日常の栄養不足が気になる人に。
ガッツギア(250g/200kcal/アミノ酸1500mg+カルシウム)
→ 成長期の子どもや部活前の学生向け。「バナナ2本分強」とイメージしやすい表現あり。
👉 接客のコツ
「食品系ゼリーでも糖分だけなのか、アミノ酸まで摂れるのかで価値が違う」と説明する。
特にスポーツをしている人や栄養を気にする人には、アミノバイタル=ワンランク上の補給と訴求できる。
プチコラム:味の素は“アミノ酸の権威”
コンビニやドラッグストアで見かける栄養ゼリーには「アミノ酸〇〇mg配合!」と大きく書かれていることがあります。
でも実は、アミノ酸にもいろんな種類があり、安価なアミノ酸をたくさん入れて数字を大きく見せることは難しくありません。
一方で、味の素のアミノバイタルはまったく別路線。
研究に基づいて「どのアミノ酸を、どの比率で入れると筋肉の回復や疲労軽減に役立つか」を細かく検証しています。特にロイシンを多めに配合した必須アミノ酸(EAA)設計は、スポーツ科学のエビデンスに裏打ちされたもの。
つまり、同じ「アミノ酸〇〇mg」でも中身は全然違う。
アミノ酸で本当に差をつけたいなら、味の素=アミノ酸の権威という事実は知っておいて損はありません。
売り場でドやれるアミノ酸豆知識
1. 「アミノ酸〇〇mg配合」の表現の落とし穴
アミノ酸と一口に言っても、必須アミノ酸(EAA:体内で合成できない9種)と非必須アミノ酸に分かれます。
中でもスポーツや疲労回復の研究で重視されるのは、BCAA(ロイシン・イソロイシン・バリン)や「ロイシン高配合EAA」のように特定の組み合わせ。
一方、グリシンやアラニンなど安価な非必須アミノ酸を大量に加えて「アミノ酸合計◯〇mg!!」と表示することは、コスト的に容易です。
👉 つまり「アミノ酸総量が多い=効果的」とは限らず、どの種類をどの比率で配合しているかが重要です。
2. 味の素のこだわりとの違い
味の素(アミノバイタル)は、科学的エビデンスに基づき ロイシン比率を高めた必須アミノ酸組成を採用。筋タンパク合成を刺激しやすい設計です。
これに対して、他社の一部商品は「総アミノ酸量」だけを強調し、中身の内訳を明示していないケースもあります。
消費者から見えにくい部分ですが、ここに製品の質の差が現れます。
3. 消費者がチェックすべきポイント
「BCAA」「必須アミノ酸」など具体的な種類が書かれているか
「ロイシン高配合」「EAAバランス設計」など比率の工夫が説明されているか
単に「アミノ酸〇〇mg」としか書いていない場合は、安価なアミノ酸を寄せ集めている可能性があると考えるのが妥当です。
4.結論
種類や配合比率を無視して「アミノ酸総量」を増やすのは安価にできるため、数字だけを見て判断するのは危険です。
味の素のように「どのアミノ酸を、なぜその比率で入れているか」を説明している商品は少数派で、ここが差別化ポイントになります。
4. 登録販売者が使えるトーク例
お客さん:「ゼリーってどれ選んでも同じ?」
登録販売者:「実は違うんです。医薬部外品なら“疲労回復”や“目の疲れ”といった効能が明確に出せます。一方、食品は効能は言えませんが、糖分だけかアミノ酸まで摂れるかで大きな違いがあります」
お客さん:「普段なんとなくinゼリー飲んでます」
登録販売者:「それなら、同じ感覚で飲めてアミノ酸まで摂れるアミノバイタルの方が、体作りにもつながりますよ」
こうしたトークで「どうせ飲むならこちらの方がいい」という納得感を与えるのがポイントです。
🍎 子供が「ぼくも飲みたい!」と言ったら?
大人がアミノバイタルを飲んでいると、横で見ていた子供が目をキラキラさせて「それなに?ぼくも欲しい!」なんて言ってくること、ありませんか?
そんなときに手渡せるのが、アミノバイタル® ガッツギア。
250gの大容量で、エネルギーはバナナ2本分強。
アミノ酸もしっかり1,500mg入っているので、育ち盛りのお子さんにぴったりのゼリードリンクです。
👨👩👦 家族でシェアできるゼリー
大人は「スーパー・スポーツ」や「マルチエネルギー」で運動や仕事に備える
子供は「ガッツギア」で元気チャージ!
そんなシーンを想像すると、ちょっと楽しいですよね。
「家族で同じブランドを飲んでいる」という一体感も、アミノバイタルの魅力のひとつです。
5. 消費者への整理メッセージ
疲労や目の症状を改善したい人 → QPコーワ/アリナミン
とりあえずエネルギー補給したい人 → リポビタンゼリー(inゼリー同系)
エネルギー+スポーツや体作りを意識する人 → アミノバイタルシリーズ
子ども向け補給 → ガッツギア
👉 一般消費者には「効能で選ぶか、成分で選ぶか」という二分法をわかりやすく提示すると刺さります。
まとめ
ゼリー状栄養剤は一見同じように見えて、効能で選べる医薬部外品と、シーンで選ぶ食品に分かれます。
さらに食品の中でも「糖分だけ」か「アミノ酸まで摂れる」かで明確に差別化。
登録販売者がこの違いをわかりやすく伝えることで、一般消費者は自分に合った商品を選びやすくなり、結果的に購買満足度が上がります。
「症状改善系」「エネルギー補給系」「アミノ酸補給系」と三方向の使い分けを意識しましょう。
何気なくゼリー剤ってどうなの?って聞いた店員さんがここまで知っていたら、一目置かれること間違いなしです!
最後に、現場でよく響く一言を。
「inゼリーを何気なく飲んでいるなら、プロはアミノバイタルを選びます」