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ドラッグストア薬剤師よ、調剤の壁にぶつかっとけ!

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ドラッグストア薬剤師よ、調剤の壁にぶつかっとけ!

〜涙と後悔で知った“知らないとヤバい”2つの真実〜

 はじめに

どうも、「調剤に泣いた元ドラッグ薬剤師」こと、ゆるやくです。

つい最近まで、私はドラッグストアの店長として、 バリバリ働いておりました。

「レジ?品出し?バイト教育?何でも任せろ!」って感じで。

でも、30代も後半に差し掛かった頃、 ふと心にモヤモヤが広がってきたんです。

「このままでいいのか?」

そんな気持ちで飛び込んだのが、調剤薬局の世界──

そこで私は、見事に打ちのめされるわけですが、

今回は、そんな体験をもとに 「ドラッグストア薬剤師が調剤を経験すべき理由」 を、ちょっと笑えて、ちょっと泣ける感じでお届けします。


🛒ドラッグ薬剤師の仕事、確かに楽しい

  • バイトと和気あいあい、売場づくりも任せられて充実感アリ
  • OTC、介護用品、化粧品、洗剤まで知識の幅が広がる
  • お客様と話す時間が長いから、接客スキルが爆上がり

そして何より……

勉強しなくても、それなりに仕事が回る!
だって勉強嫌いだし

「なんか、俺、薬剤師っていうより  何でも屋さんみたいじゃね?」

って思ったのはこの頃です。

ゆるやく
ゆるやく
でも、気づかぬうちに「調剤業務の感覚」が完全にゼロに。

 

⚠ 気づいたら“薬剤師としての基礎”が抜け落ちてた

ドラッグ薬剤師の致命傷

調剤業務の難しさに気づけない 

ドラッグ薬剤師の致命傷

  平日休みで、空いている日に遊べる→日曜・祝日に休めない。家庭を持つことを考えると厳しい

正直「調剤って、まあ多少は難しそうだけど……」って思ってました。

でも、こっちはドラッグストアで店長ですよ?

クレーム対応も在庫管理もバイト教育もレジ閉めもやってるわけで、

「処方せん通りに薬出すだけなら、気合いでなんとかなるっしょ!」

……って、本気で思ってたんです。

結果、3日で幻想は砕けました。

  • 調剤業務はやってみて初めてその難しさがわかる
  • 医療用医薬品の知識は完全にアップデートされてない
  • 休日が不規則だから家庭との両立がかなり厳しい

そして、転職して気づいた最大の真実……

ドラッグ薬剤師の悲報

  自分より調剤事務さんのほうが有能だった件

 

処方箋は一般名処方で、成分名と商品名が繋がらない。

「成分名?いや、それ商品名でしか覚えてないっす…」状態。

処方箋通りに薬を集めればOKという認識は、秒で崩壊しました。

保険証?公費?自賠責?労災?──もう“何それ食えるの?”状態。

レセコン入力では、事務さんがタイピングしてるのを横から眺めて「え、魔法…?」とガチで思いました。

錠剤を探そうにも、薬名と効能が頭でつながってないから棚のどこを見ればいいかもわからない。

10錠シートや14錠シートに翻弄されて、数え間違えを3連発。

投薬時、「これ何の薬ですか?」と聞かれれば

「えーと…今確認しますね(ガサゴソ)」 添付文書を手に汗握ってめくるも、読解力が足りずフリーズ。

お薬手帳を見ても、他院の処方薬が出てきた瞬間に頭の中がクラッシュ。

特に、ジェネリックで“なんか聞いたことない名前のやつ”とか、 昔の病院で出された謎成分の薬に出会うと、完全にお手上げ。

気づけば、隣にいた調剤事務さんが、 「これは○○系で、◯mg出てるからうちだとこの棚にあるタイプですね〜」とスイスイ案内してくれる始末。

──はっきり言って、自分より事務さんのほうが100倍頼りになりました。

初日から「この人、なんで採用されたんだろ…」って思われてたと思う。

完全に薬局のお荷物。

「薬剤師」って名乗るのが恥ずかしかった、そんなスタートでした。

💧 調剤薬局に転職して、涙の1年間が始まる

  • 処方せん?一般名?何それ?状態
  • 錠数を間違える、棚の場所がわからない
  • 添付文書ってどう読むんだっけ?
  • 疑義照会するも、意味の分からないこと言って、病院までカオスに陥れる

 

レセコンも、保険証の種類も、公費も自賠責も……

何もわからないまま、冷や汗と謝罪で毎日終了!

ドラッグストア時代は、

品出ししていい汗かいて、風呂あがりにビールがうまい!

が定番だったのに、 調剤薬局では朝から冷や汗、昼も冷や汗、帰宅しても冷や汗……

「汗は汗でも、これは何かが違う……」

気づいたら、冷蔵庫のビールも、心なしか苦く感じる日々でした。

店長時代のプライドはどこへやら、 気づいたら、夜な夜な薬の勉強をしている自分がいました。

 でも1年で“薬剤師としての芯”ができた

  • 処方内容を理解できるようになった
  • 添付文書が普通に読めるようになった
  • 処方ミスに気付いて、スムーズに疑義照会できるようになった
  • 薬歴もたまらなくなった
  • そしてようやく、ドラッグの接客スキルも活かせるように!

 

調剤ができてこそ、初めて「薬剤師です」と胸を張れる──

これは、経験してみないとわからない真実でした。

 

だから言いたい。調剤は、若いうちに経験しておこう

結論

30代後半になる前に調剤を経験しておくべき。 店長キャリアと引き換えでも、得られるものが多すぎる。

新しい知識を吸収するのは、若い方が圧倒的に楽。

転職するにしても、若ければ薬局側も教えやすいし、 「伸びしろあり枠」でチャンスをもらいやすいです。


✅ まとめ:ドラッグストアの問題点を見てみよう

ドラッグストアの問題点調剤経験で解消できること
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知識が古い・狭い医療用医薬品に強くなる
日曜・祝日に休めない調剤薬局は基本カレンダー通り
調剤業務の難しさに気づけない一度経験すれば価値がわかる

 

🎯 まずは登録だけでもしておこう

すぐに転職しなくても大丈夫。

でも、求人情報を見たり、調剤現場の雰囲気を知るだけで、 「あ、自分このままじゃヤバいかも」って気づくこともあります。

調剤経験ゼロからの転職は、案外エネルギーが必要。 いざというときに慌てないためにも、ファルマスタッフなどに今のうちから準備しておくのが吉です。

次回は逆パターン、
読んでくれてありがとう、以上ゆるやくでした。

 

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