電動歯ブラシで歯が削れる?研磨剤入り歯磨き粉で注意したいポイントを薬剤師が解説

電動歯ブラシを使い始めると、
👉「普通の歯磨き粉をそのまま使って大丈夫?」
と気になる人も多いと思います。

実際、僕自身もかなり気になりました。
というのも、電動歯ブラシって、手磨きよりも圧倒的にブラッシング効果が高いんですよね。
だからこそ逆に、
👉「歯や歯ぐきを削りすぎない?」
という不安が出てきます。
特に最近は、
- 知覚過敏
- 歯ぐき下がり
- 歯のしみ
を気にして、
👉「無研磨歯磨き粉」
を探す人も増えています。
今回は、歯磨き粉に含まれる研磨剤について、実際にメーカーへ問い合わせた内容も含めながら、できるだけわかりやすく整理します。
電動歯ブラシで注意したい「研磨剤問題」

普通の歯磨き粉には、
👉ステイン(着色汚れ)を落としやすくする成分
として、研磨剤が配合されていることがあります。
イメージとしては、
👉「細かい粒子で汚れを削り落とす」
感じですね。
研磨剤入り歯磨き粉は、
- 使用後のツルツル感
- スッキリ感
が出やすいため、多くの商品に配合されています。

ただ、電動歯ブラシは手磨きよりも振動数が多く、ブラッシング効率も高い。
そのため、
👉「研磨剤との組み合わせ、大丈夫?」
という話になるわけです。
「歯が削れる」は極端。でも注意は必要
ネットでは時々、
👉「電動歯ブラシで歯が削れる!」
みたいな表現を見かけます。
ただ、普通に使用しているだけで、すぐに歯が削れてしまうわけではありません。
ですが、
- 強く押し当てる
- 長時間磨く
- 硬すぎるブラシを使う
- 研磨性の高い歯磨き粉を使う
こういった条件が重なると、
👉知覚過敏やエナメル質への負担
につながる可能性があります。
特に、
👉「最近しみやすくなった気がする」
という人は、一度歯磨き粉を見直してみても良いと思います。

歯磨き粉に含まれる代表的な研磨成分

歯磨き粉の成分表を見ると、様々な成分が並んでいます。
その中で、研磨剤として使われることがある代表的なものは以下です。
- 含水ケイ酸
- 無水ケイ酸
- シリカ
- 重質炭酸カルシウム
- 炭酸Ca
- 酸化チタン
- ピロリン酸カルシウム
- リン酸水素カルシウム
- ヒドロキシアパタイト
など。
特に紛らわしいのが、
👉「ケイ酸系」
です。
「無研磨なのにケイ酸入り」が起きる理由
ここ、かなりややこしい部分です。
実際に、
👉【無研磨】
👉【電動歯ブラシ用】
と書かれている歯磨き粉でも、
- 含水ケイ酸
- 無水ケイ酸
などが配合されていることがあります。


実際、メーカーによっては、
👉「粘結剤」
👉「増粘剤」
として表記されているケースがあります。
つまり、
👉同じ成分でも用途が違う
という説明ですね。
実際にメーカーへ問い合わせてみた
ここ、かなり気になったので、実際にメーカーへ問い合わせてみました。
最初の回答は、
👉「粘結剤として使用しているため、研磨剤ではありません」
という内容。
正直、
👉「いや、成分としてはケイ酸ですよね?」
と思いました。

その後、さらに確認したところ、
- 研磨剤として使用される成分ではある
- ただし配合量や粒子設計が異なる
- 詳細は企業秘密
- 電動歯ブラシでの使用は問題ない
という回答でした。
結論:メーカー推奨品なら基本的には問題なし
つまり、
👉【無研磨】
👉【電動歯ブラシ用】
と記載されている商品であれば、
通常使用では過度に心配しなくて良い
というのが現実的な結論だと思います。
ただし、
- 知覚過敏がある
- 歯ぐき下がりが気になる
- 刺激に敏感
- とにかく低刺激重視
という人は、
👉ケイ酸系も避けたシンプル設計
を選ぶのも一つの選択肢です。
電動歯ブラシ向けとして有名な歯磨き粉

シュミテクト トゥルーホワイト
こちらはかなり有名ですね。
【無研磨】系として紹介されることが多く、知覚過敏対策としても人気。
ただし、成分を見ると無水ケイ酸などは配合されています。
メーカー回答としては、
👉電動歯ブラシ使用OK
とのことでした。
コンクール ジェルコートF
こちらはかなりシンプル寄り。
歯科医院で見たことある人も多いと思います。
- ジェルタイプ
- 泡立ち控えめ
- 研磨剤無配合
で、電動歯ブラシともかなり相性が良いです。
最近注目されている「Reve」という選択肢
最近、SNSなどでも話題なのが、
👉Reve(レーヴ)
というジェルタイプ歯磨き粉。
特徴としては、
- 無研磨
- 発泡剤不使用
- フッ素不使用
- ハイドロキシアパタイト配合
- 電動歯ブラシOK
など。
かなり、
👉「低刺激・ナチュラル寄り」
な設計です。
特に、
👉「フッ素を避けたい」
という人から注目されることがあります。
ハイドロキシアパタイトとは?
Reveに配合されているハイドロキシアパタイトは、
👉歯のエナメル質の主成分
でもある成分。
最近では、
- 再石灰化サポート
- 知覚過敏ケア
- エナメル質サポート
などの分野で注目されています。
海外では、
👉「フッ素の代替候補」
として紹介されることもあります。
ただし、
👉「フッ素完全不要」
とまでは言い切れないので、
虫歯リスクや目的に応じて選ぶことが重要です。
ハイドロキシアパタイトも研磨剤として使用されるものがありますが、Reveでは粒子の細かいバイオアパタイトを使用しています。
Reve 公式HPより
詳しくは、Reve 公式HP 参照

Reveについて詳しくはこちら
⬇️
本当に大事なのは「磨き方」
ここ、かなり重要です。
どんな歯磨き粉でも、
👉強くゴシゴシ磨けば負担になる
可能性があります。
特に電動歯ブラシは、
👉「軽く当てるだけ」
くらいがちょうど良いことも多いです。
力を入れすぎず、
👉1本ずつ優しく当てる
ことを意識しましょう。
まとめ
電動歯ブラシでは、
👉歯磨き粉との組み合わせ
も意外と重要です。
特に、
- 知覚過敏
- 歯ぐき下がり
- 刺激が気になる
という人は、一度歯磨き粉を見直してみても良いかもしれません。
また、
👉【無研磨】
と書かれていても、成分を見るとケイ酸系が配合されているケースがあります。
ただし、メーカーとしては問題ない設計として販売されています。
最終的には、
👉「自分が安心して毎日続けられるもの」
を選ぶのが一番大事だと思います。



















