フェルビナクスチック(旧スミルスチック)は市販で買える?同じ成分3%の市販薬を比較

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「病院でもらったスティック、ドラッグストアで買えますか?」

ドラッグストアで働いていると、こんな質問をされることがあります。
「病院でもらったスティックの痛み止め、ドラッグストアで買えますか?」
……はい。
探しているのは、
「フェルビナクスチック軟膏3%」


かもしれません。
また、以前から使っている方だと、
「スミルスチックありますか?」

と聞かれることもあります。
実は「スミルスチック」は、現在のフェルビナクスチックの旧名称です。
では、フェルビナクスチックやスミルスチックと同じようなものは市販で買えるのでしょうか?
先に結論です。
医療用のフェルビナクスチック軟膏3%そのものは市販されていません。
ただし、市販薬には、
同じ有効成分「フェルビナク」を同じ3%配合したスティックタイプがあります。
「病院の薬だからありません」
で終わらせるのは、ちょっともったいない。
登録販売者として知っておくと、こんな相談に対応しやすくなります。
フェルビナクスチックと市販薬の違いをまず比較
ざっくり整理すると、こんな感じです。
| 医療用 | 市販薬 | |
|---|---|---|
| 製品例 | フェルビナクスチック軟膏3% | フェイタスチックEX、ゼノールエクサムSX/FX |
| 有効成分 | フェルビナク | フェルビナク |
| 濃度 | 3% | 3% |
| 形状 | スティックタイプ | スティックタイプ |
| 入手方法 | 医師の処方 | ドラッグストアなどで購入 |
| 製品 | 医療用医薬品 | 市販薬 |
ここが今回の一番大事なところです。
フェルビナク3%という有効成分・濃度と、スティックタイプという点は共通しています。
ただし、
「同じ成分・同じ濃度」=「まったく同じ製品」ではありません。
製品ごとに配合成分などに違いがあります。
店頭では、
「病院でもらったものと全く同じ商品ではありませんが、同じフェルビナク3%を使ったスティックタイプの市販薬ならありますよ」
くらいに説明すると分かりやすいと思います。
フェルビナクスチック軟膏3%とは?

まずは医療用のフェルビナクスチックについて。
押さえておきたいのは、
- 有効成分:フェルビナク
- 濃度:3%
- NSAIDsに分類される外用鎮痛消炎薬
- スティックタイプで直接塗れる
というところです。
手を汚しにくく、そのまま患部に塗れるのがスティックタイプの特徴です。
病院でもらって使いやすかったので、
「次もこれが欲しい」
とドラッグストアへ探しに来るわけですね。
ただし、フェルビナクスチック軟膏3%は医療用医薬品です。
「フェルビナクスチック軟膏3%」という製品そのものを市販で購入することはできません。
では、市販薬では何を案内できるのでしょうか。
フェルビナク3%配合のスティック型市販薬

フェイタスチックEX
フェイタスチックEXは、
フェルビナク3.0%を配合したスティックタイプの市販薬です。
フェルビナクスチックを探している人にとって、
- フェルビナク3%
- スティックタイプ
- 手を汚さず塗りやすい
という共通点があります。
ただし、その他の配合成分などは異なるため、
「フェルビナクスチックと同じ薬」ではなく、「同じ有効成分・濃度のスティック型市販薬」
として案内するのがよいでしょう。
ゼノールエクサムSX/FX
ゼノールエクサムSX/FXも、
フェルビナク3.0%を配合したスティックタイプの市販薬です。
SXとFXがあるため、実際に販売するときは、それぞれの製品情報を確認して選びます。
フェルビナクスチックとフェイタスチックEX、ゼノールエクサムSXの違いは?
ここも店頭では説明しやすくしておきたいところです。
フェルビナクスチック軟膏3%とゼノールエクサムSXには、
フェルビナク3%を使用したスティックタイプ
という共通点があります。
一方で、
フェルビナクスチックは医療用医薬品、ゼノールエクサムSXは市販薬です。
つまり、
「病院でもらったフェルビナクスチックそのものが市販されている」
わけではありません。
この違いが分かっていれば、
「病院でもらったスティックと同じのあります?」
と聞かれたときにも対応しやすくなります。
スミルスチックは市販で買える?
そして、意外と忘れてはいけないのが、
「スミルスチック」

です。
ご年配の方などから、
「スミルスチックってあります?」
と聞かれたことはありませんか?
スミルスチックは、現在のフェルビナクスチックの旧名称です。
そのため、
「昔、病院でもらったスミルスチックが欲しい」
という相談もあります。
ここで、
「スミルスチックという商品はありません」
で終わらせてしまうと、話がそこで止まってしまいます。
そして市販薬を希望しているのであれば、
フェルビナク3%を配合したスティックタイプの市販薬がある
ことを説明できます。
昔の商品名まで覚えている必要ある?
と思うかもしれませんが、こういう知識が意外と店頭で役に立ちます。
販売時はここも確認

「病院で使っていたから大丈夫」
というわけではありません。
市販薬として販売する以上、それぞれの製品の使用上の注意を確認します。
元記事で押さえていたポイントとしては、
- 効果がみられないまま長期間使用しない
- 発疹・発赤、かゆみなどが出た場合は使用を中止する
- アスピリン喘息の既往がある場合は注意する
などがあります。
実際の販売時には、販売する製品の添付文書・使用上の注意を確認して対応してください。
まとめ|フェルビナクスチックもスミルスチックも、市販薬までつなげて考える
「フェルビナクスチックありますか?」
「昔もらったスミルスチックありますか?」
どちらもドラッグストアで聞かれる可能性があります。
押さえておきたいのは、
スミルスチックはフェルビナクスチックの旧名称
ということ。
そして、医療用のフェルビナクスチック軟膏3%そのものは市販されていませんが、
同じフェルビナク3%を配合したスティックタイプの市販薬はあります。
今回紹介したのは、
- フェイタスチックEX
- ゼノールエクサムSX/FX
です。
「病院の薬なのでありません」
で終わらず、
「同じ成分・濃度の市販薬ならあります」
まで案内できれば、店頭での対応の幅が広がります。
これが、
病院の「フェルビナクスチックありますか?」への神対応です。
商品を確認したい場合は、こちらから検索できます。
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メタディスクリプション
フェルビナクスチック軟膏3%は市販で買える?旧名称スミルスチックとの関係や、同じフェルビナク3%を配合したスティックタイプの市販薬、ゼノールエクサムSXなどとの違いを薬剤師が解説します。
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