転職体験

薬剤師転職情報サイトに登録、最低最悪コンサルに遭遇

転職

これは私が転職情報サイトに登録したときの話。

大手で比較的有名なところだったのですが、大手だからといって安心はできないなという体験をしました。

もし、すぐに転職を考えている人が初めて遭遇してしまったら・・・

そう考えると、まずいと思い、記事にすることにしました。

薬剤師転職情報サイトに登録、最低最悪コンサルに遭遇

年収低すぎ

薬剤師転職サイトにインターネットで登録した時の話です。

登録後すぐに、転職サイトの会社から電話がかかってきました。

初めての人は驚くと思うんですけど、登録してすぐ電話がかかってくるんです。

ここで、初回の質問などのやり取りがあります。

薬局で言えば、新患受付票みたいな感じです。

聞かれることは大体どこも決まっているので、あらかじめ整理してから登録するといいと思います。

聞かれる内容

そこで、僕は、

  • ドラッグストアから調剤薬局への転職希望
  • 調剤薬局への未経験での転職
  • 年収が当時700万円弱くらいだったので、年収は700万円を希望

 

今から考えても、結構無謀な条件提示でした。

でも、転職を急いでいませんでした。

当時30代半ばで、ドラッグストアで店長をやっていました。

ドラッグストアの仕事は嫌ではなく、職場にも不満はありませんでした。

ただ、調剤を覚えてキャリアアップする目的の転職希望でした。

そのため、

これならすぐにでも転職してもいいと思える条件を出しておきました。

妥協ゼロです。

 

翌日担当から電話があるが、条件が合わない

電話

転職サイトに登録した翌日、携帯に着信がありました。

仕事中だったので気づかなかったので、帰宅してから掛けなおすことにしました。

数時間後帰宅して携帯をチェックすると、すでに複数回着信が入っていました。

ひょっとして、意外と転職はイージーゲームなのかな?なんて思っていました。

そんな風にぼんやり思っていたところ、また着信がありました。

そこで初めて担当者さんと話をしました。

条件は昨日の電話で伝えてあるはずなので、その条件に合ったものの紹介なのかとおもったら・・・

年収が現在より大幅ダウンの調剤薬局の案内でした。

その時は、そんなものかと思って話を聞き、お断りして切電しました。

次の日も電話があるが、条件からどんどん外れていく

翌日も、勤務中に着信がありました。

!?

昨日と同じパターンだ。

昨日条件は伝えたので、今度はそれに合う求人なのかな?

でも、見つけるの早すぎるよな。

そう思いながら電話に出ました。

すると・・・

色々調べたが、現状のあなたの状況では、希望の条件は難しいです。

年収を下げるか同じドラッグストア業界での求人がご案内できますがどうしますか?

といわれました。

 

だめだ。1日で、条件に合う転職は無理と断言された・・・。

そもそも、急いでいないから、ちゃんと探してくれよ。

そう言いそうになりましたが、再度条件を伝えて丁寧にお断りさせていただきました。

さすがに翌日は電話がありませんでした。

これで、ようやくちゃんと探してくれるなと思っていました。

 

 

しかし、それから数日後また電話がありました。

今度は、年収はちょっと下がるくらいですが、通えない距離のエリアでした。

いや、通勤に2時間くらいかければ通えるかもしれませんが、最初に家から遠くても1時間以内と伝えてありました。

あり得ない案内だと思いました。

そのためお断りしました。

 

それから数週間後・・・

またもや、通えないエリアの求人が!

さすがにいい加減にしてくださいと言いかけましたが、この時はなんと、

「先方も期待されているので、面接の段取りをしておきました。ついては〇月〇日に・・・」

 

えっ!!!

 

丁重にお断りすると、

「今のタカキさんの状況ですと、これ以上は厳しいと思いますので、ゆっくり考えてから明日連絡ください」

という謎の上からアドバイスが・・・。

ピンチ

 

さすがにもうダメだと思い、その場でお断りしました。

転職活動は終了するので今後連絡はいらないと伝えて終わりました。

 

はあ。

一体何だったんだ。

 

ここまでの経過

  1. 早急な転職は考えていないと伝えても、条件に合わない求人を紹介される
  2. 年収が低い
  3. 通勤が遠い
  4. 調剤薬局希望なのに、ドラッグストアを紹介してくる

メンタルを壊されそうな暴言?

タカキさんの現状では、調剤薬局ではこれ以上の年収は望めません。

判断が遅くなると、転職ができなくなります

転職する意思はありますか?

こんなことを言われました

今から思えば、よくこんな担当者に付き合ったなと思います。

今だったら、初日で担当者変えてもらうレベルです。

 

でも、今になって思います。

薬局での人間関係が嫌で、一刻も早く転職をしたい。

調剤過誤で消耗してしまったので、職場を変えたい。

そんな風に気分が落ち込んでいた時であったら、あの担当者の言う通りになっていたかもしれない。

逃げるように、条件が合わないところへ転職していたかもしれない・・・。

そして転職を繰り返す状態に陥ってしまうのかもしれない・・・。

 

ここまでひどい担当者はいないのか、もしくは気づかずに転職してしまっている人がいるのかわかりません。

ですが、こういったひどい担当者の情報が世の中にあまり無いようなので、今回記事にしました。

転職サイトの担当も当たりはずれがあるということをしっかり意識しておきましょう。

ちなみに・・・

後日ほかの転職サイトに登録して、あの酷い担当のことはすっかり忘れていました。

 

そして数か月後、最初の【ひどい担当の居たサイト】から連絡がありました。

またあの担当?と思ったら、担当者が変わったとの挨拶でした。

新しい担当さんは、ちゃんと話を聞いてくれる人だったので、同じ転職サイトでも担当によって全然違うんだなということを実感させられました。

最後に

普段から、周りの声に耳を傾けるやさしいあなた

いつもは冷静的確な判断ができるのに、精神が弱っているために判断力が鈍っているあなた

職場でパワハラにあい、「自分の価値なんて大したことない・・・」と思わされているあなた

 

注意してください。

弱っているときに、あなたは担当に言われるかもしれません。

今ここに転職する以外、他にないと。

そう思いこまされてしまったら、大切な決断を誤る可能性があります。

切羽詰まっている、弱っている状況に付け込んで転職をせかす担当者もいることを覚えておきましょう。

そんな時は、迷わず担当を変更するか、転職情報サイトを変える勇気を持ちましょう。

ただし、

電話を無視することや、逆に担当者に暴言を吐くようなことはしないように注意です。

転職情報サイトの中ではあなたの対応の記録が残ります。

万一悪い部分(電話に出ない、面接を無断キャンセル)が誤ってデータベースに登録されてしまったら、めぐりめぐってあなたの市場価値を下げてしまう可能性があります。

職場には色んな人がいて、人間同士、合う合わないが絶対あります。

それと同じように、薬剤師転職サイトの担当者とも合う合わないがあります。

ここまで最悪なケースは無いにしても、人間的に合わない場合は担当者を変更してもらいましょう。

間違った判断をせずに、転職活動を成功させましょう。

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