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結膜炎やものもらいに使用する抗菌目薬
ものもらいや結膜炎に使用する抗菌目薬の主要な抗菌成分は、すべて同じスルファメトキサゾールです。
各社から発売していますが、主成分はみんな同じなので、結膜炎やものもらいで相談されたらよく販売していました。
しかし!!!!
気づいたら用法が変更になっていてびっくりしました。
![驚いた薬剤師](https://www.tantantakaki.com/wp-content/uploads/2020/05/1941924-178x300.png)
今回取り上げるのは、数十年前から販売されているロート抗菌目薬です。
この目薬、以前は「生後4か月から使用できます」という、薬剤師や登録販売者にとって非常に頼もしい文言がパッケージに印刷されていました。
![](https://www.tantantakaki.com/wp-content/uploads/2024/12/2024-12-22_17h28_14.png)
そのため、赤ちゃんの結膜炎でも使用できました。
当然、そのほかの抗菌目薬についても、4か月から使用できると書かれていたと思います。
そこで、抗菌目薬コーナーを何気なく見ていると、パッケージの「4か月から使用できます」の文言が見当たらなくなっています!!
どの抗菌目薬も、4か月から使用できますの文言が消えています。
そして、代わりに「小さなお子様にも」となっていました。
![](https://www.tantantakaki.com/wp-content/uploads/2024/12/2024-12-22_17h31_10.png)
そして、目を凝らしてみると「1歳以上」となっているではありませんか!!
![](https://www.tantantakaki.com/wp-content/uploads/2024/12/2024-12-22_17h36_04.png)
ところが、添付文書をしっかりと読んでみると、用法においては年齢が一切書かれていません。
![](https://www.tantantakaki.com/wp-content/uploads/2024/12/2024-12-22_17h37_40.png)
おそらく、成分的には年齢を区切る必要もない成分なのですが、1歳未満は自ら意思表示もできず心配なのでそのような記述がなされたと想像されます。
そのため、薬剤師さんや登録販売者さんが抗菌目薬を赤ちゃんに販売するときは、1歳以上であることを確認したほうが良いと思います。
特に、4か月から使えるという昔の記憶がある薬剤師などは要注意です
【悲報】老眼に優しくないパッケージ
しかも、昔を知っている要注意世代薬剤師には、読みにくい小さな字で1歳以上と書かれているので切ないですね
抗菌目薬の使用は、以前の「4か月から使用できます」から、「1歳以上」にしれっとパッケージが改正されていますので、知識のアップデートをしましょう。
さいごに、昔のものと今のもの、両方ともネットショッピングでは販売されているようです。(2024年12月現在)
![](https://www.tantantakaki.com/wp-content/uploads/2024/12/2024-12-22_17h19_52.jpg)