意外と知らない 市販医薬品

血糖測定器はインターネットで買ってはいけない!? でも買いたい方必見

 

 

Amazonなどの商品ボタン(下記)は、販売を目的としていません。商品検索用です
もっとお得なショップがあるかもしれませんので、購入する際はサイト内でショップをご検討してからにしてください。

 

気になりますね。血糖値。

  • 健康診断で、血糖値やHbA1cなどの数値が高めといわれた
  • 糖尿病予備軍と言われた
  • 食生活の改善と運動習慣を取り入れるようにと指導された

 

このような場合、普段から自分の血糖値を測定しておきたいと思うかもしれません。

血糖値も血圧と同じように測定器があるんだし、自分で普段から測定して気を付けよう!

そんな風に考えることは自然なことです。

でも、医師から指示されたわけではないのに血糖値を自分で測定して把握しておこうというのはあまり得策ではありません。

なぜなら、血糖測定器を使うためには、以下のようなお金と労力が必要になります。

 

  • 血糖値を測定するには、毎回針で指から血液を採取しなければならない。
  • 血液を採取する針は、毎回使い捨てでコストがかかります。
  • 血糖値を測定するために、毎回【試薬】に該当するチップが必要でコストがかかります。

 

血圧計のように、買ったらそれで何回でも測定できるというようなものではないんですね。

そうです。
しかも、たまに測定すればよいというわけではなく、継続的に測定してデータを収集しなければあまり意味がありません。

 

大体1回に係るコストは、一般的なもので130円~150円程度です。

しかも、1日3回毎食後測定したとしたら、1日で400円~450円です。

血糖測定器って高い!

それぞれ、1回の測定でチップを1個使用します。

  • メディセーフフィットチップ:30個入りで約4000円
  • グルテストneoセンサー:30個入りで約5000円
高額

糖尿病で血糖値管理が必要な患者さんは、補助で費用が負担されるので自己負担金は安く抑えられています。

そのため、このような金額でも商品として成り立っています。

 

しかしながら、普通の人が自分で測定するには、

  • 毎回針で指をささなきゃいけない
  • 毎回数百円のコストがかかる

このような理由で、使わなくなってしまう方がほとんどです。

その為、せっかく血糖測定器を購入しても無駄になることが多いです。

 

ここまで聞いたうえで、それでも購入したい方には注意点があります。

 

血糖測定器はインターネットで買ってはいけない!

 

なんで?インターネットで買っちゃいけないの?

 

インターネットでも血糖測定器は売っていますが、よく選んで買わないと面倒なことになるからです。

 

面倒なこととはなに?

 

こんな感じでネットで検索して買っちゃダメです。

 

血糖測定器は、インターネット購入しない方が良い理由を解説します

血糖測定器はネットで購入できても、測定するためのチップはネットで買いえない

 

血糖測定用チップは体外診断用医薬品なので、ネット販売は不可です。

 

血糖値を測定する機器本体はインターネットで買うことができます。
しかし、血糖値を測定するために必要となるチップは、インターネットでの販売が禁止されている医薬品に該当します。

 

血糖測定器本体はインターネットで購入できても、それに必要なチップはインターネットで販売ができないんですね。

 

なんともちぐはぐな感じがしますが、法律が血糖測定チップのネット販売を禁止している以上仕方ありません。

 

血糖測定器本体はネットで買える。

しかし、血糖測定チップは、ネット販売禁止なので薬局のお店で買うしかありません。

 

さて、いざインターネットで購入した血糖測定器に適合するチップを薬局に買いに来たとします。

 

チップを買いに来た薬局でも、問題が発生します。

 

どんな問題ですか?

 

血糖値測定に必要な測定チップは、測定器ごとに種類があり、対応品をさがすのが面倒なんです。しかも、ほとんどがお取り寄せ対応です。

 

測定チップは調剤薬局や、調剤をやっているドラッグストアで買えますが、取り扱いが無いメーカーが多いのです。

インターネットで購入した血糖測定器に対応した測定チップがすぐ手に入るとは限りません。

 

 

つまりこういうことです。

  1. インターネットのお勧めサイトで選んで、血糖測定器を購入する。
  2. チップが付属していないので、チップを薬局で購入しなくてはならない。
  3. 薬局にチップを購入しに行くと、測定機に対応したチップが売っていない

 

ということです。

 

そのため、自分で血糖測定器を購入したい!という方は、調剤薬局へ行きましょう。

そして、調剤薬局で、本体とチップをセットで購入しましょう。

 

なるほど、薬局でまとめて購入した方が結果として楽ですね。

 

 

繰り返しになりますが、

  • 血糖測定器は血圧測定のように手軽ではなく、毎回針刺して血液を採らなければならない。
  • 血糖値を測定するために毎回使い捨てのチップが必要で、1回測定で400円~450円くらいかかります。
  • ネットで血糖測定器は購入できるが、測定に必要なチップはネットで購入できない。

血糖測定器ごとに対応しているチップが異なるので、本体とチップは調剤薬局などでセットで買う方が得策です。

 

ということです。

 

ネットで買う血糖測定器 おすすめ2選

ネットで購入するデメリットを延々と述べてきましたが、それでもネットで購入したい方は、次の機種がお勧めです。

 

第1位

メディセーフフィット

メディセーフフィットを選ぶ理由はカンタンで、マーケットシェアが大きいので、チップが比較的入手しやすいからです。

他の血糖測定器と比較して、比較にならないほどメディセーフフィットのシェアは大きいです。

血糖測定器のネット購入では、「メディセーフフィット」一択と思ってよいでしょう。

 

第2位

フリースタイルリブレ

Abbott フリースタイルリブレ センサー リーダー スターターキット Echi-Zenオリジナルポーチ付き (センサー 1個) 患者さん向け
Abbott

 

これは、厳密には血糖測定器とは異なります。

それを断ったうえで、いま現在病院でも広く使われている機器です。

しかも、インターネットで必要なものすべてが揃います。

 

フリースタイルリブレのいいところは、測定チップに該当するものがインターネット販売で禁止されていません。

 

フリースタイルリブレはネット販売が禁止されていないので、必要なものがインターネットですべて購入できます。

ありがたや~

それなら、フリースタイルリブレを早く紹介すればいいじゃない!
少しお高いのがネックですので・・・

 

フリースタイルリブレは、

こんなセンサーを腕などに、最長14日間貼り付けてセットします。
(防水なので、スイミングなども付けたままOK)

そして、血糖値を測定したいときは、こんな感じの測定器をかざします。

 

スマホのタッチ決済みたいな感じでかざします。

 

これでフリースタイルリブレは、何度でも何度でもリアルタイムで血糖値を測定できます。

さらにさらに、センサー装着中の血糖値を継続して調べることができます。

 

しかも、スマホをリーダーとして使うこともできます。

 

血糖測定器を購入するなら、日々の使いやすさや、入手のしやすさも、機能や価格と並び重要です。

もし、血糖測定器をネットで購入するなら、

か、

Abbott フリースタイルリブレ センサー リーダー スターターキット Echi-Zenオリジナルポーチ付き (センサー 1個) 患者さん向け
Abbott

にすることがお勧めです。

 

ネットで検索して、こんな機能があった方が良い・・・これは安い・・・などという理由で選ぶと、チップが手に入らないというリスクがあるので注意しましょう!

 

フリースタイルリブレについて調べたい方用

Amazon検索用公式ページ

 

フリースタイルリブレは、ネットですべて購入できること以外にもメリットは多数あり

 

フリースタイルリブレ 口コミ

口コミは、Amazonのサイトなどでチェックしてもいいと思います。

そして、口コミをみて気に入ったら、詳しい情報は

フリースタイルリブレ 患者さん向けサイト

公式サイトでしっかり調べてから購入しましょう。

 

センサーを一度セットすれば、14日間リアルタイムで血糖値がわかります

糖尿病内科でも最近はフリースタイルリブレが多く使われています

なにより、毎回針刺さなくてもいいのがいいですね。

しかも、一度センサーをセットすれば、服の上からでも、何か食べた瞬間に測定できるのが良いです。

 

一度センサーを腕にセットすればいつでも血糖値が測定できるので、しっかりと血糖値を管理してみたい人にはお勧めと言えます。

測定データをアプリに出力することもできます。

もし血糖値に不安を感じた際は医師の診察を受けると思います。

診察の際、過去の測定データをしっかりと提示できるので、その点もメリットといえます。

 

そういえば、厳密には血糖値ではないって言ってましたっけ?

 

実際は、間質液というものの測定になります。詳しくは、メーカーホームページ参照

Q.グルコース値ってなに?

A.FreeStyleリブレで測定される間質液中のグルコース濃度のことをグルコース値と呼びます。グルコースは毛細血管と間質液の間を自由に移動しています。血糖値と間質液中のグルコース値(グルコース濃度)は相関性が高いことが証明されています※。

フリースタイルリブレFAQ

 

間質液と血糖では、どう違うの?

 

わかりやすくいえば、間質液の測定で、血糖値に相当するものが測定できるということです

 

Amazonでの口コミはこんな感じです。

Abbott フリースタイルリブレ センサー リーダー スターターキット Echi-Zenオリジナルポーチ付き (センサー 1個) 患者さん向け
Abbott

このシステムで測定できるのはグルコースであって、血糖値そのものではなく、あくまでも目安ですが、自分の食生活と食後の運動効果を観る上で有益です。例えば、同じ甘味料でもメープルシロップは上昇が緩いとか、穀類では五穀米では許容範囲内で緩く上昇するが、白米は1/3の量でも許容範囲を超えて急上昇する。と言った結論から己の食生活の指針となり、専門医でのここ3か月ヘモグロビンA1C測定値は9.7→7.6→6.2と順調に降下しています。
様々なパターンを試した結果から今後の食生活上の留意点は把握できましたので、最後の一個を使い切って卒業するつもりです。センサー装着中は風呂に入ったりしますので、写真のような絆創膏を購入されるのが宜しいかと存じます。服を脱ぐ際、センサーを引っ掛けて針が曲がる等のトラブル防止にもなります。
一部では15分くらい数値結果が遅れるとか数値が10%程度低くでる等の評判がありましたが、私の場合採血による数字とほぼ同じ値がでました。(医学的な評価はできません。)
服薬、減量によりHbA1cが9.8%から6%台中ほどまでは改善できては いたのですが、そのまま数か月停滞(上下)していましたので、この装置を使い食後高血糖にならないように食事の内容や食べ方を見直すことにし、結果6.0%となりました。

詳しくは、Amazonのサイトなどで調べてみてもいいと思います。

Amazon フリースタイルリブレ

Abbott フリースタイルリブレ センサー リーダー スターターキット Echi-Zenオリジナルポーチ付き (センサー 1個) 患者さん向け
Abbott

さいごに、インターネットで血糖測定器を購入する際の注意点確認

血糖測定器をインターネットで購入しないほうが良いという説明をしてきました。

また、個人の判断で血糖値の測定を始めることは、よほどの理由がない限り、出費に見合うメリットがないことをお伝えしてきました。

それでもインターネットで血糖測定器の購入を考えている方へは、以下の商品を提案します。

 

メディセーフフィット

(薬局で別途、測定チップを購入する必要がある)

 

フリースタイルリブレ

ネットですべて購入できる

リアルタイムでいつでも血糖値をモニタリングできる

Abbott フリースタイルリブレ センサー リーダー スターターキット Echi-Zenオリジナルポーチ付き (センサー 1個) 患者さん向け
Abbott

これらが良いんじゃないかなと思います。