花粉症の目の痒み、ソフトコンタクトでも使用できる目薬はアルガードコンタクト
疲れ目、ソフトコンタクトでも使用できる目薬は、ソフトサンティアひとみストレッチ
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コンタクトレンズ使用不可の点眼薬は、点眼してから10分程度時間をあけてからコンタクトを装着する必要がある
はじめに
コンタクトレンズをしていると、したまま点眼できる目薬が欲しくなると思います。
ドラッグストアでも、コンタクトをしたまま点眼できる目薬が欲しいとよく聞かれます。
目薬のパッケージを確認すると、次の3つのパターンとなっています。
- ハードコンタクトレンズ装着時使用可能
- ハードコンタクト、O2ハードコンタクトを装着時使用可能
- ハードコンタクト、O2ハードコンタクト、ソフトコンタクトレンズを装着時使用可能
このように記載されています。
ここで注意点があります。
ハードコンタクトレンズ可の目薬は、O2ハードコンタクトでは使用不可です
現在多く流通しているソフトコンタクトレンズに使用できる目薬は数少ない。
ハードコンタクトレンズは、現在ほぼ使われていない
ハードコンタクトの歴史(メニコンHPより)
このように、1994年にメニコンではハードコンタクトレンズの生産を中止しています。
さすがにまだ使ってる人はいないでしょう。
O2ハードコンタクトレンズも、2008年以降、生産は続いている
O2ハードコンタクトの歴史(メニコンHP)
このように、2008年以降メニコンでは新商品が出ていないようですが、生産は続いています。
ソフトコンタクトレンズも、2008年以降生産は続いている
ソフトコンタクトレンズの歴史(メニコンHP)
現在主流の使い捨てコンタクトは、ソフトコンタクトと、O2ハードコンタクトが存在
使い捨てコンタクトレンズにおいても、
- 1dayなど使用期間が短いものはソフト
- 使用期間が長いものはO2ハードコンタクト
の可能性が高いです。
お客様はハードコンタクトと言っていても、これは、O2ハードコンタクトを指します。
ハードコンタクトレンズと、O2ハードコンタクトの違い
ここが紛らわしいのですが、ハードコンタクトレンズは1994年に生産が終了しています。
ソフトコンタクトを使用していて使える目薬は?
〇〇コンタクトと書かれている点眼薬は基本使えます。
それ以外、ほとんどの点眼薬はソフトコンタクトレンズ使用不可と考えたほうが良いです。
そんな中でも、ソフトコンタクトに使える点眼薬が幾つかあります。
ソフトコンタクトでも使える疲れ目の点眼薬
ソフトコンタクトでも使える、花粉症、痒みの目薬
この2点を抑えておくと、お客様に聞かれた時にスムーズに対応できると思います。
成分名などは、Amazonのリンクで確認できます。
目薬選びのポイント
- ハードコンタクトはこの世にほぼ存在しないので、使用可となっていても使えるコンタクトレンズは存在しない。(イミフ じゃあ書くなって感じですが・・・)
- ハードコンタクトとO2ハードコンタクトは別物
- コンタクト使用不可の場合は、点眼してから10分程度間をあけてコンタクトを装着する必要がある。
接客の現場では、ソフトコンタクトをしたまま点眼できるものとして
- 痒みにつかえるアルガードコンタクト
- 疲れ目につかえるソフトサンティア
等の特徴的な点眼薬を押さえておく。
時間のある時に、どの点眼薬がコンタクトしたまま点眼できるか?
O2ハード可なのか、ソフトまで可なのか?
などをチェックしておきましょう!
(ちなみに、タイトル画像のヒアレインは、ソフト、O2ハードOKですが、要指導医薬品のため、薬剤師の対面販売のみとなっています。)