調剤薬局(院外処方)のメリット 根拠ある?
調剤薬局(院外処方)の方が、
- 多剤服用
- 重複服用
- 相互作用
- 禁忌
これらの面で有益であるという報告書が出ていたよ!
なんで病院で薬がもらえないの?
薬局で働いて、よく言われる言葉4選!
- 「めんどうだ」
- 「病人を歩かせるな」
- 「病院でお金払って薬局でまた払って」
- 「病院より薬局の方が高い」
言われるたびに、ショックを受ける言葉
そんな時、なんて返答しています?
調剤薬局(院外処方)メリット6選!
- 医師は診察に専念することができる
- 医師と薬剤師で、処方のダブルチェックができる
- 病院でもらった薬と、市販薬・健康食品などとの飲みあわせを薬剤師がチェックできる
- お薬の説明についても、ゆっくり時間をかけて聞くことができます。
- 患者さんの薬歴簿(薬のカルテ)をつけ、同時に過去にアレルギーなどの副作用が出た薬を記録し、今回出された薬が安全かどうかをチェックしています。
- 病院での待ち時間も院外処方せんにすることにより短くなります。
これらは模範解答で、薬局にも掲示物で貼ってあるかもしれません。
①~⑥を患者さんに応じて使い分けて説明しているが、自分で自分の正当性を主張しなきゃいけないなんて、気が滅入ります・・・
「でもほら、デメリット4個につきメリット6個だよ!」
とか言うつもりはないです(笑)
調剤薬局(院外処方)は厚生労働省が進める医薬分業の制度
国が決めた政策に従っているだけで、国が推し進めるまでは調剤薬局は数が少なかった。
国も、薬局を儲けさせるためにわざわざこんな制度を作るわけないでしょ。
「薬剤師会って、政治力強くないから、ほとんど【忖度】してもらってない」
「医師会が世論の非難を回避するためのスケープゴート(贖罪のヤギ)だ」
また、現場の愚痴が・・・失礼。
【結論】調剤薬局(院外処方)のメリット
存在自体を否定され、常に逆風で働いていて、心細く感じている薬剤師も多いでしょう
そんな中、協会けんぽから心強い報告書があがりました!!
協会けんぽ(保険証をやっている所の1つ)での報告書
健康保険証が使われたデータをもとに、膨大な数を分析したデータ
「100人へのアンケート」とかとは、信頼度が違います
日経DI
令和元年度協会けんぽ調査研究報告書
疑義紹介の効果
薬の飲み合わせや、ダブりなんかは、疑義紹介で防いでいる可能性が高い
患者さんが待たされる理由に、疑義紹介をしていて時間が掛かるということがありますが、必要なことなので御理解ください
と聞くことがあるが、飲み合わせやダブりが調剤薬局(院外処方)の方が少ないと数値で出てます。
あれ、一緒に飲んじゃダメな組み合わせって、出していいの?って普通の方は思うかもしれません。
副作用発生リスク<治療上やむをえない
を天秤にかけ、どんな患者さんなのかを考え人間が決めます。
決めた以上、人間(医師・薬剤師)に責任があります。
AIには責任とれません。
(ハナシがずれました・・・)
薬剤師だけじゃなく、広く知ってもらいたい
拡散希望じゃないけど、私たち薬局の存在理由なんだから、少なくとも薬剤師は全員この事実を知っておいてもらいたいと思い記事にしました。
そして、事務さん、患者さんへと伝わってもらえればと思います。
誰かバズらせて(笑)
いちおうツイッターへも掲載しようかなと思います。
影響力のある薬剤師さんがRTしてくれたらいいな(他力本願)
協会けんぽの報告書がバズったら、おもろいかも(笑)