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【ステロイド軟膏】 日常生活で知っておくべき使い分け 市販薬編

塗り

【ステロイド】という言葉だけで怖がっていませんか?

  • ステロイド軟膏は使いたくない
  • 子供にステロイド軟膏を塗るなんてもってのほか

 

これ、間違った認識です。

子供の湿疹は、長引いて掻きむしってしまうと悪化して最悪【とびひ】になることもあります。

子供といえども、適切にステロイド剤を使用することは重要です。

事実、病院では子供であってもステロイド軟膏がよく処方されます。

 

湿疹ぐらいで病院にはいけないよ

 

そんなときのために、市販のステロイド軟膏でサクッとケアできるようにしておきましょう。

 

ちなみに・・・

このような親しみのあるものにもステロイド剤は配合されています。

 

液体ムヒS:デキサメタゾン酢酸エステル

 

 

癒し系のウナと思いきや、ステロイド入りもあります。

ウナコーワエースL

 

救急箱に入れておくべきステロイド軟膏

結論は、強力なもの1本と、マイルドなもの1本です。

この2種類を使い分ければ、湿疹、虫刺されなど様々なトラブルに対応できます。

 

強力:フルコートF

 

マイルド:ドルマイコーチ

それでは、詳しく解説しましょう。

 

ステロイド軟膏の強さランキング

ポイント

市販薬の商品名は、クリックするとアマゾンのサイトにリンクします。
Amazonのサイトで成分などの詳細が確認できます。

ステロイド強さランク 代表的な成分と
(代表的な病院用軟膏)
同じ強さランクの市販薬
ストロンゲスト:最も強い

クロベタゾールプロピオン酸エステル なし
ジフロラゾン酢酸エステル
(デルモベート・
ダイアコート)
ベリーストロング:とても強い

モメタゾンフランカルボン酸エステル なし
ベタメタゾン酪酸プロピオン酸エステル
(フルメタ・アンテベート)
ストロング:強い

ベタメタゾン吉草酸エステル ベトネベートN軟膏AS
フルオシノロンアセトニド フルコートF軟膏
(リンデロンV・フルコート)
ミディアム:普通

プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル リビメックスコーワ
液体ムヒαEX
ラカナウPVA8軟膏
パンパスPVA11ゲル
ヒドロコルチゾン酪酸エステル
(リドメックス・ロコイド)
ウィーク:弱い

ヒドロコルチゾン酢酸エステル ドルマイコーチ
液体ムヒS
ウナコーワクールα 
デキサメタゾン酢酸エステル
強力レスタミンコーワ

【注意:が多ければ良いというわけではありません】

ステロイドランク5段階のうち、下から3番目までは市販の薬でも販売されています。

 

ひどい虫刺されにとCMされている塗り薬は、【普通ランクのステロイド】です

ひどい虫刺され用としては、
コスパの良いアマゾンファーマチョイスでも販売されています。

パンパスPVA11ゲル 20g

成分的には、ムヒαEXクールと同等です。

これは言ってみればジェネリック医薬品のような存在です。

ここで説明しなければ、たぶんだれも見向きもしない可能性がある分、値段は格安になっています。

1g単価は実質半額程度です。

 

そして、市販でも【強いランクのステロイド】が販売されています

主にこの2種類です。

 

 

部位別に、使用するステロイド剤は使い分ける

おもに体のどの部位に炎症が起こっているかによって、ステロイド外用剤の強さを使い分けることが必要です。

ステロイド外用剤の吸収率は、腕を1とした場合、

  • 頭皮:3.5
  • 手のひら:0.8
  • 足裏:0.1
  • ほお:13
  • 陰部:42

おもに皮膚の薄い場所は、ステロイドの吸収がよく、効きやすいが副作用も出やすくなります。マイルドなステロイドを使用しましょう。

 

吸収率の高い部位ほど長期連用した場合に副作用が出やすくなります。

皮膚が赤くなってくる、ひりひりする、汁が出るなどが副作用の兆候です。

 

どれを使えばいいかわからない場合は、医師や薬剤師・登録販売者など専門家に相談して使用しましょう。

薬を買った薬局であれば、(買ってなくてもだけど(笑))電話でも相談に乗ってくれますよ。

調剤薬局 ドラッグストア
タダで相談に乗ってくれるなんて、ドラッグストアは神だな
ごめん・・・聞こえなかった
タダで相談に乗ってくれるなんて、ドラッグストアは神だな

ステロイド軟膏は、ステップアップではなく、ステップダウンで使用する

 

ステロイド外用剤は、弱い薬から始め、その効果をみながら強さの段階をあげていく「ステップアップ」療法が一般的でした。

今は、効果の低いものを使い続けると、治療期間が長くなり、場合によっては症状が悪化することがわかってきました。

そのため、「ステップダウン」療法が主流です。

まず効果の高いステロイド外用剤でサクッと改善し、治れば中止します。

続けるようなら様子をみながら弱いタイプへ移行していく方法です。

 

ステロイド軟膏の、注意すべき副作用などは?

  • ステロイドざ瘡(ニキビ)
  • ステロイド潮紅
  • 皮膚萎縮
  • 多毛
  • 細菌・真菌・ウィルスによる皮膚感染症
  • アレルギー性接触皮膚炎

https://www.dermatol.or.jp/qa/qa1/q08.html

(日本皮膚科学会HP)

上記が、皮膚に塗るタイプの副作用です。

顔がパンパンになったり、骨がもろくなったりするような全身の副作用は、市販の塗り薬を正しく使えばまず発生しません。

ステロイド軟膏を使用していても、症状が改善しない、ブツブツができる、赤くなるなどの違和感があれば、中止して相談しましょう。

早い段階で相談すれば、恐れるほどの副作用は無く、安全に使用できます。

ステロイド軟膏は化膿を悪化させることもあるため、【抗生物質入り】がある

ポイント

ステロイド軟膏に抗生物質が入っている理由

副作用の項目で説明した通り、ステロイド軟膏は場合によっては細菌感染を悪化させてしまうことがあります。

そのため、細菌増殖を防ぐ【抗生物質】が配合されている軟膏もあります。

湿疹や、虫刺されなどでは、かゆくてかきむしる可能性があります。

かきむしった傷口から化膿しないように、【抗生物質配合】の軟膏がお勧めです。

 

抗生物質の副作用はあるの?

軟膏に配合されている抗生物質での副作用は、かゆみや発疹などが出ることがあります。

副作用が出た場合も、皮膚の湿疹が改善していきませんので、しばらく使用して改善しなければ相談しましょう。

早めに相談すれば副作用の危険性も低く安心して使用できます。

 

ステロイドとかゆみ止め、メントール配合の軟膏もある

クール

虫刺されや、かゆみ止めとして、「スーッとする使用感や、かゆみ止め成分」を追加配合したタイプもあります。

かゆみ止めが入っているので即効性があります。

一般的なかゆみ止めで常備するなら、これも悪くはありません。

 

敏感肌用では、リビメックスコーワ

目の周りを除く、顔などに一時的に使用する場合は、リビメックスコーワがお勧めです。

中程度の効き目と、低く抑えられた副作用、皮膚への刺激の少なさがウリです。

病院でも、顔用や、赤ちゃんのうすい皮膚用に、これと同じ成分の薬を処方することも多いです。

市販薬:リビメックスコーワ

病院用:リドメックスコーワ

 

常備するなら、2種類の強さの抗生剤入りステロイド軟膏がよい

軟膏
軟膏ばっかり何本も常備できないよ。
そんな時は、フルコートF ドルマイコーチを常備しておくといいです。
  • 身体の、酷い虫刺されや湿疹などはフルコートFを使用
  • ハチやアブなどに刺された時もフルコートFを使用
  • 顔などの皮膚の薄い部分の湿疹にはドルマイコーチを使用

 

もし余裕があるのなら、

敏感肌なら、リビメックスコーワ

 

虫刺され・かゆみ止めなら、マイルドステロイドのAmazonパンパス

この2種類もあっていいと思います。

 

市販の軟膏を上手に使って、悪化させる前にサクッと治すようにしましょう。

そして、数日間使用しても改善しなければ、受診することも忘れないようにしましょう。

 

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